久しぶりの更新となりました。
トラストワークアウト中目黒の森です。
今回のテーマは、「1回拍出量」です。
心臓のポンプとしての能力を示す指標の一つです。
心臓が1回の拍動(収縮)によって送り出す血液の量をmlで表示します。
1回の拍出量は安静時には60~80mlですが、激しい運動を行うと
エネルギー源や酸素の供給のために、ポンプとしての役割を持つ心臓は、
1回拍出量と心拍数を増加させます。
循環には二つあり、肺循環と体循環があります。
肺循環は心臓→肺動脈→肺→肺静脈→心臓の一連の流れで、一周する時間は
約3~4秒です。
体循環は心臓→大動脈→動脈→毛細血管→静脈→大静脈→心臓の一連の流れで
一周する時間は約20秒です。
人間の血管をすべてつなげると約10万キロの長さになると言われています。地球の円周は
約4万キロなので、2周半と同じくらいの長さになります。
この長さを体循環、肺循環で血液循環がされているわけでです。
因みに血液が全身を一巡りする時間は約1分間と言われています。
10万キロの血管を1分間で一巡りすることを考えると、もはや新幹線はおろか戦闘機以上の速さですね…
さらに、その1分間の間に人間の体は1日に最大10トンもの血液を送りだしていると言われており、
尚且つ酸素、栄養、水分などを細胞に運び、細胞から出された二酸化炭素や老廃物を取って、
尿などとし、体外に運び出す作業を行っています。
凄い仕事量ですね!まさにスーパーコンピューター「京」ですね!
さらに、心臓はガンにならない臓器とも言われており、その理由は2つ存在しています。
一つはは心臓では細胞増殖が起こらないということ。これはガンは細胞が増殖する場合のエラーで
起こるためです。
もう一つの理由は、心臓の温度が40度近くになると言うことです。ガンは高温に弱く、40度では
ガンが死滅してしまうからです。
この二つの理由により、心臓はガンにならないのです。
いかがでしたでしょうか?
心臓の働きはすごいものがありますね!
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